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2009年 05月 16日

建仁寺(建仁寺、両足院、妙光寺)

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東山にある建仁寺とその塔頭両足院、そして建仁寺と関係が深い宇多野の妙光寺を訪れました(2008年5月10、11日訪問)



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祇園のド真ん中にある日本最古の禅寺です。
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お寺のすぐ近くにはWINS(場外馬券売場)や祇園甲部歌舞練場があっていつも人でごった返していますが、お寺に一歩入ると嘘のように静寂に包まれています。
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この「潮音庭」は、中心に据えられた3つの石が四方からどこから見ても正面に見えるよう計算された枯山水のお庭です。
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雨に濡れたもみじと苔がきれいでした。このお庭には雨が似合います。
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方丈の前には枯山水庭園「大雄苑」が広がります。他にも〇△☐の庭ってのもあります。
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方丈「室中」には橋本関雪筆の襖絵もあります。なお、今年1月に盗難の被害にあった「木像十一面観音座像」はここに安置されています。
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そして、このお寺の最大の見所が、俵屋宗達の代表作として名高い「風神雷神図屏風」で国宝に指定されています。(原本は京都国立博物館に展示されていて、ここにあるのは複製です。)元々京都の豪商・打陀公軌が、建仁寺の末寺の妙光寺再興の記念に俵屋宗達に製作を依頼し、その後、妙光寺から建仁寺に寄贈されたものです。その妙光寺が特別に公開されましたので行ってきました。
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宇多野にある妙光寺は、応仁の乱で廃れましたが、1639年建仁寺の三江紹益が、豪商打陀公軌(糸屋十右衛門)の支援を得て再興しました。その時、打陀公軌が俵屋宗達の風神雷神図を奉納したと伝えられています。文政(1818~30年)年間に妙光寺の住職が建仁寺に移る際にこの風神雷神図を持って移ったと言われています。
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一時、無住となり荒廃しましたが、2004年以降建仁寺の修行僧を中心として境内の整備が進められています。
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後醍醐天皇が三種の神器を一時奉安したという「神器の間」です。
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本堂には風神雷神図が飾られていました。
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方丈前庭の整備も途上です。
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住職さんが寺内の案内をしていただいたあとは書院に招かれてお抹茶をいただきました。この時の拝観料は300円だったので、まさかお抹茶までいただけるとは思ってなかったのでびっくりしました。
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まだまだ整備途上の境内の裏手には小高い丘があって京都市内が見渡せました。
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さて、建仁寺を出て境内を歩いていたら塔頭の両足院が特別公開されていて吸い込まれていきました。特別公開って言葉に弱いんです(笑)
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ここは初めて入りましたが、なかなか素敵なお庭が広がっています。
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約300坪にも及ぶ広大な庭園で、枯山水の方丈前庭と方丈東庭園、池泉廻遊式庭園の書院前庭からなっています。
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池の畔には半夏生が植えられており、この草の葉が白くなる6月中旬頃、もう一度特別公開が行われます。
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書院では長谷川等伯の「松に童子図」や江戸後期に京都画壇として活躍した伊藤若冲の「雪中雄鶏図」などが公開されていました。
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残念ながら原本ではなくてデジタル処理された複製ですが、雪中梅の下で地面をついばむ雄鶏が実に精緻に描かれ、花と鳥の鶏冠と羽根を染める鮮やかな紅色が印象的な絵でした。

なかなか充実した建仁寺シリーズでした。

by kyoto-omoide | 2009-05-16 13:00 | 京都(新緑) | Comments(0)
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