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2009年 05月 25日

養源院

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三十三間堂の向かいにある養源院を訪れました。(2008年5月18日訪問)



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春の桜、秋の紅葉もきれいなお寺ですが、見所が多く、マイナーな割にはここはなかなかのディープスポットです。
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文禄3年(1594)に豊臣秀吉の側室・淀君が、父の浅井長政の追善のために建てたお寺です。後に焼失してしまいましたが、淀君の妹で徳川秀忠夫人の崇源院が伏見城の中御殿を移構して再建。以来、徳川家の菩提所となっています。
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ここが有名なのは2つあって、1つは本堂の廊下の天井にある「血天井」です。伏見城の落城の時に、鳥居元忠以下の将士たちが、最後に自刃した廊下の板の間、彼らの血に染まった板が天井板に使用されています。これは自刃した武士たちの霊を弔う意味だそうです。血痕が生々しく残っており、手の指の跡や人の姿の形などを見てとることができます。血天井のあるお寺は京都にいくつか(大原の宝泉院、鷹峯の源光庵、上賀茂の正伝寺など)ありますが、ここのは特に非常にリアルでした。。。結構薄暗い中でお寺の方が棒で「これが手、これが胴体、顔・・・」と説明してくれます。
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もう1つが、方丈ある俵屋宗達作の襖絵と杉戸絵(重要文化財)で、これも伏見城で自刃した将兵の霊を供養するために描かれたものと伝えられています。杉戸の象や獅子や麒麟などを図案化した構図は、表現の奇抜さでも知られています。
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この象の杉戸絵は教科書に載っているらしく、この日もたくさんの修学旅行生が訪れてました。あの血天井を見て彼らは何を思い、考えたでしょうね。

by kyoto-omoide | 2009-05-25 15:00 | 京都(新緑) | Comments(0)
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