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2010年 01月 12日

十日ゑびす(京都ゑびす神社)

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新春の恒例行事、京都ゑびす神社の十日ゑびすを訪れました。(2009年1月10日訪問)



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昨年1月10日のお昼に訪れたのは、「十日ゑびす大祭」です。
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5日間行われる十日ゑびすのメインの日でもあることから参道も境内もものすごい人出でした。とても正面のあの鈴のところまで行けそうになく横のほうでこっそりとお参りしました^^;
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社務所では福笹の授与が行われていましたが、その後ろで巫女さんが踊っています。
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これは福笹奉納の舞と言って、授与する福笹が少なくなる度に何回も何回も踊ります。シャンシャンシャンという鈴の音と笛と太鼓の音色が境内に鳴り響き、おめでたい雰囲気に包まれてました。
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そして、福娘に笹に吉兆をつけてもらいます。縁起物の福俵、福箕、鯛、熊手などいろいろなめでたいものがそろってます。
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たくさんつけたいですが、1個500円から1000円くらいしますから、皆さん慎重に自分にとっておめでたいものを選ばれてました。
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選んだ吉兆をつけてもらって福娘さんから受け取ります。
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てんこ盛りに積まれた縁起ものの吉兆に笑顔の福娘さん・・・
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いかにもいいことありそうな気分にさせてくれる空間ですね。
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その日の夜にも訪れてみました。やっぱり屋台が並ぶ参道は夜祭りが似合いますね。
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屋台でも縁起物の熊手なんかが売られています。
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出店を冷やかしたりしているうちに、灯りの入った鳥居に到着しました。
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境内の屋台では、このような天蓋の形をした丸い赤い飾り付けが目を引きました。
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これは「人気おおよせ」という縁起物で、これを店に吊しておくとお客さんが寄ってきて繁盛間違いなしという優れものだそうです。大きいものから小さいものまであって、京都独自の縁起物らしいですね。
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夜になってますます多くの参拝者が訪れ、福笹の授与も巫女さんの踊りもひっきりなしに行われていました。
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一本づつ巫女さんが奉納の舞を踊り、一本づつ巫女さんが手渡しでいただける福笹。
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不景気な世の中で少しでも多くの方に福が舞い降りるよう、そんな温かい想いが込められているように感じました。
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この福笹は、ここ京都えびす神社で始まったそうで、「真っ直ぐ伸びる」「折れない」「いつまでも青々としている」ことから、縁起物として定着し、大阪の今宮戎でも授与するようになったそうです。
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大宝、福俵、福箕、熊手、福鯛、宝船、宝来、そして福娘さん・・・めでたいもののオンパレードですね^^
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これもつけて~^^
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そして、長寿で耳が遠いえべっさん、正面にお参りした後拝殿の横に回り板をたたいてお参りします。「ドンドン!」「バンバン!」「えべっさん、たのんまっせ~!」そんな威勢のいい音、声が次々と響き渡ります。境内は、商売繁盛を願う人々の熱い想いに満ちていました。

by kyoto-omoide | 2010-01-12 14:00 | 京都(冬) | Comments(0)
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