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2010年 02月 15日

京都の朝ごはん①(近又)

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「近又」さんで朝ごはんをいただきました。(2009年2月15日訪問)



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近又さんは、享和元年(1801年)に薬商人の定宿としてその歴史が始まりました。
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典型的な町家作りの建物として200年以上経た現在も、当時の面影を残したまま営業を続けられています。
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明治35年に現在の四条御幸町、錦市場のすぐ近くに移り、そのまま周りの開発にも取り残されたかのように静かに佇んでいます。
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木造二階建て、紅殻作りの玄関という京都の町屋の姿そのままを見ることができます。
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現在は、懐石料亭と一日3組限定の宿として営業されています。
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建物は2001年3月に「国の登録有形文化財」に登録されました。そんな歴史と格式のあるお店ですので、予約はしていたものの中に入るのはなかなか躊躇しました・・・
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玄関へ入るとご主人に丁寧に出迎えていただきました。
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奥へと案内していただきます。
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風情のある廊下の向こうには坪庭が見えます。
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光悦垣をあしらい、しっかり手入れされた落ち着いた雰囲気の坪庭です。
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反対側から見てもすばらしいお庭です。
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さて、今回案内されたのがこちらの個室のお座敷です。すぐ外にはお庭も見ることができます。寒い朝でしたので、暖かなカーペットが心地よかったです。
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外は河原町に近い街中ですが、それを忘れるくらい静かな空間が広がっています。
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お茶をいただきながら・・・
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ゆっくりくつろいでいると・・・
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お願いしていた朝食を持ってきていただきました。
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京野菜をふんだんに使った「京のおばんざい朝食」です。
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ふろふき大根や・・・
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ひろうすに・・・
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自家製胡麻豆腐、名物のちりめん山椒など、シンプルながら素材を十分活かした一つ一つをじっくり味わっていただくことができました。
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ご飯は入店時刻にあわせて釜で炊いて用意していただけるので、非常に美味しくいただけます。
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しばらくたって、できたてのだし巻き卵を持ってきていただきました。
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見た目も美しく、気遣いあふれた美味しい朝食、重厚な町屋でいただけることも相まって、最高の朝ごはんになりました^^
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食後はお庭を見せていただきました。
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こちらは、雨を表現した竹の穂垣(時雨の二段垣)の施されたお庭です。
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帰りの廊下から見た坪庭もいい感じでした。
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帰りも玄関から外までわざわざ見送っていただきました。心と体にやさしい朝食をいただき、ありがとうございました。

by kyoto-omoide | 2010-02-15 08:00 | 京都(和食) | Comments(0)
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