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2010年 07月 26日

安楽寺(中風まじない鹿ヶ谷かぼちゃ供養)

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哲学の道の近くにある安楽寺の鹿ヶ谷かぼちゃ供養に行ってきました。(2009年7月25日訪問)



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哲学の道から坂道を歩くと、緑の美しい参道が迎えてくれました。
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晩秋の頃、この石段の上は散り紅葉で真っ赤になります。
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山門をくぐると、風鈴の音色が涼しさを運んでくれます。
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豊かな表情のお地蔵さまに
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見守られるように
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緑濃い境内を歩き本堂に入ります。
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ご本尊の阿弥陀如来が祀られた本堂では、ご住職さんからお寺の由来などを説明していただけました。
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その後、美しい中庭を見ながら書院へ入ります。
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毎年7月25日、安楽寺では「中風まじない鹿ヶ谷かぼちゃ供養」が営まれます。
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この不思議な形をしたかぼちゃが鹿ケ谷かぼちゃです。
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鹿ヶ谷かぼちゃは約200年前から作られている京野菜の一つで、瓢箪(ひょうたん)型をしているのが特徴です。
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この行事は、「鹿ヶ谷かぼちゃを夏の土用に食すると中風にかからない」という真空上人のお告げを受けて始められたと伝えられています。
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鹿ヶ谷かぼちゃの煮炊きが参拝者に振舞われます。
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早速いただきました。ホクホクのやさしいお味の美味しいかぼちゃでした^^
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鹿ケ谷かぼちゃは京都では「おかぼ」とも呼ばれ、人気のある京野菜の一つです。
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成人病予防に有効なリノレン酸が西洋かぼちゃの7倍近く含まれているなど栄養価も高いかぼちゃです。
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かぼちゃをいただいた後は涼しげな風鈴の音色がたなびく中、お庭を眺めます。
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安楽寺はこのお庭がツツジやサツキで美しく彩られる時期と秋の紅葉、そして、かぼちゃ供養のこの日だけ特別公開されます。
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緑の美しい空間を
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風鈴の音色が一層の安らぎを与えてくれました。
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ご縁あって安楽寺を訪れることができました。
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もう一度石段と山門の美しい風景を目に焼き付けます。
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石段下では鹿ケ谷かぼちゃの販売も行われていました。
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効能あらかたな美味しいかぼちゃを食べて暑い夏を乗り切ることができそうですね^^

by kyoto-omoide | 2010-07-26 14:00 | 京都(夏) | Comments(0)
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