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2011年 09月 04日

本願寺界隈 -西本願寺-

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仏具店が並ぶ通りを抜けていくと・・・(2008年8月31日訪問)



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西本願寺が見えてきます。周りには立派な門前町が形成されていて、お寺ゆかりのお店が立ち並びます。中には100年以上の歴史を持つ老舗も見られます。
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阿弥陀堂(本堂)でお参りをした後は、
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境内の東南隅にある庭園「滴翠園」へ。
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通常は非公開のこの庭園ですが、訪れた時は年一度行われる「下京門前町ルネッサンス」の一環で一日だけの特別拝観が行われていました。
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そして緑の庭園の向こうに見えてくるのが・・・
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国宝「飛雲閣」です。鹿苑寺(金閣寺)の金閣、慈照寺(銀閣寺)の銀閣と共に京都三名閣の一つに数えられています。
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滴翠園の池(滄浪池)に面して建つ三層柿葺きの楼閣建築の飛雲閣は、豊臣秀吉の聚楽第の遺構です。
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初層は唐破風と入母屋を左右に、二層は寄棟造りを中心に千鳥破風を配し、三層は宝形造りと変化に富んだ屋根を持ち、左右非対称ながら巧みな調和を持つ名建築として知られています。
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一階は招賢殿と八景の間、舟入の間、さらに後に増築された茶室「憶昔」からなります
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二階は歌仙の間、三階は摘星楼と呼ばれる展望室で、
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庭園と見事に調和したこの風景はため息が出るほどの美しさでした。
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「下京門前町ルネッサンス」はここ数年は毎年開催されているようですので、今年も開催されれば特別公開があるかもしれません。
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滴翠園・飛雲閣を見た後は、境内南側にある唐門へ。
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西本願寺の南にある唐門は、黒塗りに極彩色の四脚門で、牡丹に唐獅子、竹に虎、麒麟に孔雀など数々の彫刻が施され、その豪華で精巧な様を眺めていたら時間が経つのも忘れてしまうことから、別名「日暮門」と呼ばれています。
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境内を出て築地塀に沿って歩いて行くと、
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唐門を表側から眺めることができます。
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豪華で精緻な彫刻を眺めます。大徳寺方丈の唐門、東山の豊国神社の唐門と並び、「桃山の三唐門」と言われています。
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西本願寺を後にして歩いて行くと・・・
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龍谷大学学舎の正門と本館が見えてきます。建物は明治12年に造られた木骨石貼寄棟造りの2階建てで、正門を含め国の重要文化財指定を受けています。
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西本願寺の宗門大学にあたる龍谷大学、明治期の優美な姿を今に伝えています。
京都駅に近い本願寺界隈、今年は親鸞聖人750回大遠忌を迎え、さらに賑わいをみせていることと思います。

by kyoto-omoide | 2011-09-04 13:30 | 京都(夏) | Comments(0)
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