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2013年 10月 15日

いにしえの奈良へ -吉城園-

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続いては吉城園へ。(2011年10月8,9日、2012年10月13~15日訪問)



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吉城園は依水園のすぐ隣に広がる庭園で、
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万葉集にも詠まれた宣寸川(吉城川)に隣接している庭園です。
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園内は3つの庭園から成り、
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最初に見えてくるのが池の庭です。
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池の庭は江戸時代からの地形の起伏、曲線を巧みに取り入れ、
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建物と一体となるように造られています。
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続いて進んでいくと、お茶室が見えてきて、
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その前に美しい緑の庭園が広がっていました。
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ここが苔の庭です。
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このあたり一帯は地下水脈が豊富に流れているといわれ、杉苔の育成に適し、全面が杉苔におおわれた庭園となっています。
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緑の苔庭に佇む1基の石灯籠が印象的な庭園です。
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お茶室を背に、
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苔庭を一周してみます。
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進んでいくに連れ、
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緑が一層広がり、
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苔の上に立つ石灯籠は風情がありました。
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石灯籠の向こう、
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お茶室では
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お茶会が開かれていました。
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秋の紅葉の美しさを感じさせる緑の中を戻っていきます。
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茅葺の茶室と、
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広がる緑に、
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心和む和の空間が広がっていました。
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東大寺横に広がる依水園と吉城園、緑美しい風景とそれぞれ異なる趣をもった2つの庭園が並んでいます。

by kyoto-omoide | 2013-10-15 12:00 | 奈良 | Comments(0)
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