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2015年 05月 29日

深緑の南禅寺 -重森三玲庭園美術館-

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南禅寺から金戒光明寺を通り、吉田山のふもとにある重森三玲庭園美術館を訪れました。(2008年6月8日訪問)



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母家の玄関で受付をし、書院へと入ります。
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書院の前には緑の苔と石組が印象的な庭園が広がります。
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重森三玲(しげもりみれい)氏は東福寺や光明院などの作庭で有名な昭和初期の庭師で、
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昭和18年(1943年)に吉田神社の社家である鈴鹿家の所有だったこの邸宅を三玲氏が譲り受けました。
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主屋や書院は江戸期の建物で、三玲氏が新たに自ら設計して建てさせた二つの茶席(無字庵(昭和28年)、好刻庵(昭和44年)と、自作の書院前庭や茶庭、坪庭などが造られた新旧融合の場所となっています。
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現在は重森三玲庭園美術館として、予約制で見学が可能になっています。
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三玲氏が作庭した庭は、力強い石組みとモダンな苔の地割りで構成される枯山水庭園が特徴的で、
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代表作に、東福寺方丈庭園、光明院庭園、瑞峯院庭園、松尾大社庭園などがあります。
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書院前の庭園は、中央に蓬莱島、東西に方丈、瀛州、壷梁の三島を配した枯山水庭園で、
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書院の中から鑑賞することができます。
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この書院前のお庭は、住まいとしての江戸期の建築と調和しながら造られています。
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書院の中で説明を聞いた後、
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ゆっくりとここからの庭園美を堪能させていただきました。
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書院の床の間に掛けられた軸は三玲筆による「林泉」。
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「元々、庭は日本で生まれた言葉、中国では林泉と言う。」という意味が込められているそうです。
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また灯りは、イサム・ノグチのデザインによる灯り提灯で、
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和とモダンが調和した空間が広がっていました。
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いくつか見える坪庭も趣がありました。
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書院の見学の後は、
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茶席「好刻庵」へ。
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好刻庵は、鎌倉式書院建築で、母屋より一段低く造られ、内部は松脂とベンガラにより黒く塗られています。
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飛涛の市松紋の襖絵が印象的です。
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広がる庭園と建物の美に、重森三玲氏のテーマである「永遠のモダン」を感じることができました。

by kyoto-omoide | 2015-05-29 14:00 | 京都(新緑) | Comments(0)
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