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2010年 01月 11日

京都の新年⑤(今年は寅年(後編))

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2010年新春の虎巡り、最後は建仁寺です。



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建仁寺では、新春の特別公開「禅院の虎」が開催されていました。
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京都最古の禅寺、建仁寺は祇園のど真ん中にあるにもかかわらず、禅寺の落ち着いた風情を味わうことができます。
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書院から眺める潮音庭は、四季折々の美しさで知られます。
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葉も散り落ち、苔も少し枯れた冬のこの庭も、わびさびの風情を高めているように思います。
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お正月の堂内は冷え切っていましたが、時折差し込む冬の日差しが暖かさを感じさせてくれました。
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「寅」にちなんだ建仁寺所蔵の通常非公開の宝物が多数公開されていました。
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虎が描かれた襖絵に・・・
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掛軸など、寅年のスタートにふさわしい寺宝の数々を見ることができました。
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続いて、建仁寺の塔頭「両足院」でも新春の特別公開が行われていました。
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両足院は普段は非公開ですが、初夏や秋など時々特別公開されます。今年のお正月は、「京に縁の二大絵師」と題して、寺に伝わる長谷川等伯と伊藤若冲の屏風や掛軸などが公開されていました。
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特に今回の特別公開の目玉が、この伊藤若冲の描いた「雪梅雄鶏図」の本物の公開です。
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お堂に上がると、まず本堂で普段は京都国立博物館へ寄託している長谷川等伯の障壁画「水辺童子図(別名・松下童子図)」と屏風「竹林七賢図」を間近に見ることができました。本堂の前には枯山水の庭が広がります。
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本堂から書院に向かうと、今度は池泉回遊式の庭が見えてきます。
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書院前に広がる庭は、初夏の頃の半夏生が咲く庭として知られています。また、茶室がふたつ並ぶ珍しい庭として知られ、如庵の写し「水月亭」、その右には六帖席の「臨池亭」が並びます。
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こちらの書院の中で「雪梅雄鶏図」を見ることができました。以前、デジタル処理された緻精な複製画を見たことがありますが、本物を見るのは初めてです。縦110センチ、横56センチの掛軸に、梅の古木に雪が積もり枝の下で鶏がえさをついばむという絵で、雪と鶏の羽の白色に、とさかとサザンカの赤色が際立つ見事なものでした。伊藤若冲の本物の絵が公開されること自体が貴重だということです。
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これは仏手柑(ぶっしゅかん)と言って、仏様の手の形をしていることからそう言われるそうです。みかんの一種ということですが、食べれるのかな。っていうか、皮をむくのが大変そう・・・^^;
ということで、いずれも貴重な寺宝である「水辺童子図(別名・松下童子図)」、「竹林七賢図」、「雪梅雄鶏図」がそろい、「松竹梅」で新春の華やかさを演出する両足院の特別拝観でした。
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そして、両足院の北隣に毘沙門天があります。ここは両足院の鎮守様になります。両足院には何度か訪れましたが、こちらに入るのは初めてでした。
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そして、ここが今年の人気スポットになっています。それはなぜかというと・・・
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拝殿の前に狛犬ならぬ狛寅がいるからなんですね~。
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ここにお祀りされているのは当然ながら毘沙門天ですが、その毘沙門天を守護するのが寅ということで、ここには狛寅が置かれている訳です。
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正面から見るとなかなかの迫力です。阪神タイガースのロゴにも似てますよね^^;
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左側の寅は吠えてはいませんが、じっと睨みつけて敵と対峙しているような雰囲気です。
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二匹の勇壮な虎が毘沙門天を守っています。この狛寅の前では記念写真を撮る人が後を絶ちませんでした。12年に一度の狂騒劇、この虎さんたちはどう見ているんでしょう。
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境内では、寅の絵馬や・・・
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とらみくじ^^なんてのもありましたよ。
今年のお正月に訪れた寅にちなんだ場所を集めてみましたが、予想以上にいろいろな「寅」に会うことができました。

by kyoto-omoide | 2010-01-11 10:00 | 京都(冬) | Comments(0)
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