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2010年 01月 28日

一休善哉の日(一休寺)

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京田辺市の一休寺で毎年1月の最終日曜日に行われる「一休善哉(ぜんざい)の日」に行ってきました。(2009年1月25日訪問)



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京田辺市にある一休寺は正式には酬恩庵(しゅうおんあん)という臨済宗大徳寺派のお寺ですが、一休禅師(一休さん)がかつて住まわれたゆかりのあるお寺ということで一休寺と称されています。
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一休寺では、平成17年より1月最終日曜日を、今年一年間の各人毎の誓いの言葉を奉納し、一椀の善哉をふるまう「一休善哉の日」としており、多くの参拝者が訪れます。
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受付を済ませ・・・
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こちらの庫裏から方丈にに入ります。受付でいただいた封筒には・・・
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絵馬や氏名を書く紙が入っていました。
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方丈横の部屋でまず絵馬に善き行いの誓い事(願い事ではありません)を書き、白い紙に氏名を書きます。
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これは誰かと言いますと、一休さんです^^アニメの一休さんのイメージが強すぎますが、一休禅師がここ酬恩庵に住まわれたのは63才のころで、88才で亡くなられるまでの約25年間をここで過ごされました。(お墓も酬恩庵の中にあります。)
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書き終わった方から何人かまとめて方丈で奉納の御祈祷を受けます。順番を待つ間、方丈庭園を眺めて過ごします。
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この方丈庭園は、江戸初期の造庭で文人、松花堂昭乗、佐川田喜六、石川丈山の合作と伝えられ、国の名勝に指定されています。
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庭園の正面のふたつの建物がアクセントになっています。
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右側の茅葺の建物は虎丘庵というお茶室ですが、かつて一休さんが森女さんとお住まいになっていたところです。
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左側の建物が一休禅師が祀られている御廟墓(観音堂)です。一休禅師は後小松天皇の皇子であるためお墓は宮内庁が管理しており、直接お墓にお参りすることは残念ながらできません。
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方丈と庭園を挟んで向き合うように一休さんが私たちを見守ってくれているようですね。
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さて、方丈の中では前の組の御祈祷が続いています。そして・・・
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順番がきて、方丈に入り正座して御祈祷が始まりました。まず般若心経を読経し、和尚さんから一人ひとりの名前を読み上げられます(さっき白い紙に氏名を書いたのはこのためでした)。そして、座禅を組みます。全員に警策で背中をパシーンとしていただけましたよ。最後に和尚さん一休寺のゆかりや一休さんのお話などをしていただけました。その中で今も心に残っているのが一休禅師の遺言の話です。

一休さんは亡くなる前、弟子たちに「どうしようもないぐらい困った時にのみ開封しなさい」といって遺言を残されました。その後弟子たちは幾度とない危機を力をあわせて乗り切ってきましたが、ついにどうしようもない大問題に直面しました。その時、一休さんの遺言のことを思い出し蔵の中から遺言の入った箱を持ち出しました。大事に封印された桐の箱の中にあったのは、一枚の手紙。100年後に初めて開封された事で有名になったお言葉。そこに書かれていたのは、たった一言。

「心配するな。なるようになる。」

う~ん、深イイ・・・
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ちょっと感動した祈祷が終わると、いよいよ善哉・・・の前に絵馬を奉納します。
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書くのは「願い事」ではなく「誓い事」になります。ここは自力救済を旨とする禅宗のお寺ですので^^;
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何を誓ったのか~、誓いは守られたのか~というツッコミは置いておいて^^;、やっとお善哉をいただけます~。
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普段は非公開のこちらの江庵でいただきます。
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善哉に一休寺納豆がついてました。焼いたお餅も甘さもちょうどいい美味しい善哉でした。
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一休禅師は大徳寺の住職からお餅の入った小豆汁をごちそうになり「善哉此汁(よきかなこのしる)」とおっしゃったことが「善哉」の言われと言われています。
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一善一年『善哉善哉(よきかなよきかな)』。一休善哉の日は、今年も1月31日(日)の10:00~16:00に行われます。(奉納料1,000円)
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善哉をいただいた後、境内を散策しました。ここには2体の一休禅師のお像があります。
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少年時代の一休像です。
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私たちがイメージしている姿に近いですね。
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こちらが晩年のお姿・・・
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一休寺以外にも市内のあちこちに一休さんがいらっしゃいます。こちらは、JR新田辺駅前の一休さん(マフラーしてはります^^)
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近鉄京田辺駅の一休さん。少年時代の一休さんがこのようなお姿だったのかはわかりませんが、ほうきを持って微笑んでいるお姿は私たちが知ってる一休さんそのものですね。

by kyoto-omoide | 2010-01-28 13:00 | 京都(冬) | Comments(0)
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