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2011年 06月 12日

京都のフレンチ⑨ -KEZAKO-

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祇園・花見小路の裏通りにある人気のフレンチ「KEZAKO」さんを訪れました。(2009年5月7日訪問)



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2006年12月のオープン以来、京都を取り入れたフレンチで人気のお店となっています。近くには建仁寺や歌舞練場がある祇園の情緒ある通りに面したお店のエントランスはシンプルかつモダンな雰囲気。
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シェフのパンテル・ステファン氏はパリの2つ星レストランなどで修行し、結婚を機に日本に来てお店を開かれました。お店の名前「KEZAKO」とは、ステファン氏の出身地である南仏プロバンス地方の訛りで「What?」という意味のフランス語。一皿ごとに新しい「何か」を託したいとの思いが込められているそうです。
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カウンターが並ぶ店内に入ります。
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このお店の醍醐味が、このオープンキッチンのカウンターです。美しい料理が創られていく様子を間近で見ることができ、ステファン氏の流暢な日本語での料理の説明も楽しいです。
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5250円のランチコースをお願いしました。最初の一皿は、本日おすすめのオードブル。
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このお店の定番となった「奈良漬けで巻いたフォアグラのコンフィ」です。
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一見不思議な取り合わせですが、ステファン氏が初めて奈良漬を食べたときにこれは絶対にフォアグラと合うと考え、オープン当初に出していたところ人気になり定番になったお料理です。
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続いては、季節のスープ。あ、白ワインもいただいてます^^
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「春キャベツのスープ お芋のフリット添え 梅肉のソースで」
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山芋に白魚を混ぜたフリットは、
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お箸でスープに浸して食べて下さいとステファン氏に説明していただきました。
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続いては本日の魚料理。
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ふんわり蒸しあげられたお魚の下には、椎茸の詰め物。敷き詰めれたグリーンピースが見た目も組み合わせも斬新な一品でした。
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続いては本日の肉料理。
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「仔牛ロースト ブラッドオレンジ焦がしバターのソースで」
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子牛の背中のお肉に、チーズ、香草、パン粉を混ぜたものを乗せて、こんがりと焼き上げています。下には子牛で取ったフォンド・ボーで作ったソースと、斜めにブラッド・オレンジと焦がしバターのソースが敷かれていました。そして添えられた菜の花が春らしさを演出した絶品のお皿でした。
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最後は、季節の素材でしめくくるデザート。
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「サボレボゴットを敷いたココナッツのムース 柚子味噌アイスと苺添え」
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見た目も鮮やかなデザートは、もちろん美味しく、特に柚子味噌アイスが絶品でした。
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最後に、ゆっくり珈琲をいただきました。
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京都の旬の食材を伝統的なフレンチの調理法で独創性豊かに作り上げたフレンチをいただくことができました。
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予約をとるのも難しいほどの有名店となっていますが、オープンカウンターで調理のライブ感やステファン氏の軽快な日本語での説明など、お料理以外にも楽しい時間が流れる中で美味しいフレンチがいただけるということで、人気も納得のお店でした。いつか夜にもお邪魔したいです。

by kyoto-omoide | 2011-06-12 12:30 | 京都(フレンチ) | Comments(0)
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