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2010年 08月 28日

夏の一乗寺巡り(中編) -詩仙堂~狸谷山不動院-

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真夏に訪れた詩仙堂は、蝉の大合唱中でした。(2008年8月24日訪問)



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受付を済ませ、詩仙の間に上がります。
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春のさつき、秋の紅葉の時は多くの人が訪れますが、この季節は静かな空間が広がっていました。
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でも、どの季節に訪れても
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やっぱり奥のこの位置から眺めてしまいます。
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美しい緑の空間をしばし楽しんだ後・・・
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外に出て、お庭を歩きます。
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流れる水の音と、ししおどしの音が一服の清涼感を与えてくれました。
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ここもあと3カ月経てば、美しい紅葉に埋もれます。
この後、詩仙堂から続く坂をえっちらおっちら登って向かったのが狸谷山不動院です。
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京都では最も有名な交通安全の祈願所でもあり、この自動車祈寿殿は駐車場前にあります。
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本殿へはさらに登っていきます。
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狸谷山不動院は真言宗修験道大本山の山寺です。
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一般的には「狸谷(たぬきだに)の不動さん」として知られます。
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今年もし優勝すると増えるのかな^^
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本殿への石段は250段もあり、表情豊かな狸さんに見送られながら上がっていきます。
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少し行くと、赤い鳥居が続く白龍弁財天が建っていました。
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山岳寺院らしい山深い独特の雰囲気の中登っていくと、突然袈裟をまとい蓑をかぶった人影が(((;゜д゜)))
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ここで参拝者を迎える「お迎え大師」さんでした。
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健脚祈願の大師さんということで・・・
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腰やお足元には、奉納された健脚わらじがたくさんぶら下がっていました。
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もうひと踏ん張り・・・この石段を上がると
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山の斜面に建てられた大きな本殿が現れました。
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本尊の不動明王は、鎌倉時代からタヌキ(咤怒鬼)不動明王と呼ばれ霊験あらたかな評判で多くの崇拝を集めてきました。
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ここには「宮本武蔵修行の滝」があります。
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江戸初期の慶長9年(1604年)、武蔵が「下がり松」での決闘を前にしてこの地で滝に打たれて精神修行をしたと伝わる滝です。
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山から落ちる冷たい水の滝に打たれ、何を思ったのでしょうか。
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まるで清水寺の舞台のような斜面に建つ本殿に上がっていきます。
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上がるにつれ木々の間から洛北の街並みが見渡せるようになります。
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遠く、五山の舟形も見渡すことができました。
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詩仙堂には何回も行きましたが、ここまで上がってきたのは今回が初めてでした。坂道や急な石段を登った先に現れる立派な本殿は、山の雰囲気と相まって印象的でした。

by kyoto-omoide | 2010-08-28 10:00 | 京都(夏) | Comments(0)
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