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2012年 03月 11日

東山花灯路2009② -八坂の塔-

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京都のシンボル、八坂の塔と京都タワー。(2009年3月17日訪問)



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高台寺の駐車場から見る八坂の塔には、京都タワーがろうそくの炎のように寄り添います。
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一旦東山通りに出て、今回は八坂通りを上がっていきます。
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ライトアップされた八坂の塔を見上げるこの坂も東山花灯路の人気の区間だけあって平日でも大勢の人が行き交います。
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ちょうど和服姿の女性が通りかかり、
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花灯路の雰囲気を盛り上げてくれました。
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八坂の塔の真下までやってきました。
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花灯路の見どころの一つが、「いけばなプロムナード」。
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ポイントごとに置かれたいけばなが花と灯りの路を演出します。
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八坂の塔も美しくライトアップされ、
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真下から見上げるとすごい迫力でした。
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そばで咲いていた梅も美しい光に照らされていました。
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この年の花灯路の期間中は、八坂の塔の境内が開放され初層の中を見ることができました。
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八坂の塔は正式には法観寺というお寺です。
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塔の初層には、本尊の五智如来像(大日・釈迦・阿閦・宝生・弥陀)五体が安置されています。
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聖徳太子が、如意輪観音の夢のお告げにより建立したと伝わる法観寺・八坂の塔。今では京都の景観のシンボル的存在になりました。
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八坂の塔のすぐそばにある八坂庚申堂も門が開けられていましたので立ち寄ってみました。
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門の屋根には、神様(庚申様)の遣いと言われる、「見ざる言わざる聞かざる」の三猿が座っています。
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八坂庚申堂は日本三庚申の一つで、日本最初の庚申信仰の霊場として信仰を集めてきました。本堂にはたくさんの「くくり猿」が掛けられている衝立があり、そこにも三猿がいます。
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境内の中央にいらっしゃるのが賓頭盧尊者(びんづるそんじゃ)の木像。
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おびんづるさまは、お釈迦様の弟子で神通力第一と言われている十六羅漢の1人です。
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まわりにくくりつけられているのが「くくり猿」。お猿さんが手足をくくられて動けない姿を表したもので、欲のままに行動する猿の姿を人間の欲望に例えています。庚申さんにくくりつけることで、人間の中にある「欲望」が動かないようコントロールしてもらうためのお守りです。
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八坂の塔を見ながら坂を上がっていきます。
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文の助茶屋の横を通り、振り返ると石畳と行灯の路が続きます。
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春の心地よい夜風の中を、たくさんの方が思い思いにそぞろ歩きを楽しまれていました。
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花灯路の趣旨は、「思わず歩きたくなる路」
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花と灯りと光で演出された京の路は、どこまでもいつまでも何度でも歩きたくなる路でした。

※昨年の今日発生した東日本大震災。東山花灯路も会期途中で中止となり、行灯の灯りが消されました。今年は、行灯の明りもLED化され、被災地の鎮魂と復興への願いを込めた「祈りの灯り」が東山の夜を飾っていることと思います。

by kyoto-omoide | 2012-03-11 19:30 | 京都(早春) | Comments(0)
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