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2011年 07月 11日

桂離宮(前編)

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桂離宮を参観しました。



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桂離宮を参観するには宮内庁京都事務所に事前に予約しないといけません。特に桂離宮の人気は高く、なかなか予約が難しい中、ようやく行くことができました。(2008年6月21日訪問)
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桂垣に沿って進むと「表門」が見えてきます。ここが正門ですが、特別な場合以外は開けられることはなく少し先の黒御門から中に入ります。
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受付で参観証を見せて待合室で予約した参観開始時間まで待ちます。しばらくすると宮内庁の職員の案内で歩きだします。すぐに通路の奥に背の低い松が見えてきます。
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この松は「住吉の松」と言って、外からの訪問者から庭の内部を隠す目隠しとして植えられているそうです。
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隠されることで後から見る期待が膨らむよう演出されています。
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後でゆっくり見ることにして、なるべく目に入らないよう歩いていきます^^
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土橋を渡り順路に沿って進んでいきます。
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小石を敷き詰めたこの美しい道は「御幸道」(みゆきみち)。
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中央がわずかに盛り上がっていて雨が降っても水たまりができないよう自然と道の両側に流れるようになっています。
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御幸道の先に見えてくるのが「御幸門」。桂離宮への正式な入口になります。茅葺きの切妻屋根と竹を簀子状に並べた扉がシンプルながら格式を感じさせます。
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御幸門の奥には入る前に外から眺めた表門が見えています。
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この間の道は美しい青モミジに彩られていました。
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御幸道を戻り途中で横道に入ります。少し進むと見えてくるのが「蘇鉄山」(そてつやま)です。文字通りソテツが植えられているのですが、400年前に薩摩の島津家が献上したものだそうです。
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趣のある石灯籠と手水鉢。
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特に四角い枡形で小石を敷き詰めたこの手水鉢は風情あるものでした。
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先に進むと、この灯籠の向こうに池が見えてきました。この先に桂離宮の庭園のハイライトともいうべき風景が待っています。

by kyoto-omoide | 2011-07-11 10:00 | 京都(特別公開) | Comments(0)
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