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2011年 07月 13日

桂離宮(後編)

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静かな入江のような風景の中を歩いていきます。(2008年6月21日訪問)



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松琴亭から土橋を渡り坂道を上がっていくと、途中、水辺にたたずむように立つ松琴亭が見えます。
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さらに上ると木立の間から池を望み、これまでの海から山の風景に変わってきました。
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坂を上がりきった高台にあるのが、まるで峠の茶屋といった雰囲気の「賞花亭」(しょうかてい)です。
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室内の賞花亭と書かれた扁額の字体に和まされます。
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賞花亭は園内で最も高い場所に建っており、ここから美しい庭園を見下ろすことができます。
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賞花亭から坂道を下って行くと、「書院」へと続く土橋の前に出ます。
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この土橋は渡らずに左折して「園林堂」(おんりんどう)へと進みます。
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書院を右に見ながら進むと、右手に先ほどの土橋が見えています。
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園林堂は、お茶室ではなく、本瓦ぶき宝形造り屋根の持仏堂です。
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今は安置されるものはなく建物だけが残っていますが、どこか中国風で離宮全体の雰囲気と異質な建物に見えます。
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園林堂にかかる土橋も大変風情があり、周りの緑に溶け込むようでした。
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園林堂から池をはさんだ向こう側にはお茶室「笑意軒」(しょういけん)が見えてきます。
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水辺は舟着になっていて、お茶室へと上り下りするための石段も見えます。
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並んだ丸窓が印象的な笑意軒は、
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田舎風で茅葺のひさしをつけた間口の長い建物です。
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笑意軒へ風情ある石畳を歩いていきます。
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扁額の文字もなんとなく笑ってしまうようなユーモアさ^^
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縁側のある口の間の腰高障子の上に、
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横並びに六つの丸い下地窓を設けていますが、
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下地の組み合わせをそれぞれに違えてあり、連子窓の格子の素材にも木や竹を微妙に使い分けているという凝りようです。
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木立の向こうには御料地の田んぼが広がります。
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笑意軒の見学を終えて歩いていくと今度は書院が見えてきます。
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桂離宮の書院は右から「古書院」、「中書院」、「新御殿」の3つの部分に分かれ、このうち古書院は1615年頃と建築されたそうです。
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古書院は池のすぐそばにあり、竹の簀の子を張った「月見台」が突き出ています。
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その月見台の位置から池を眺めてみました。ここからが池が一番奥行き深く見えるそうです。
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再び庭園を眺めながら少し歩くと、
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見えてくるのが順路の最後になる「月波楼」(げっぱろう)です。
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古書院に近い池の高みに立ち、観月、それも池に映る月を賞する為の茶亭です。
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正面には刈り込みと木々が見え、
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右側には池が広がります。
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池の向こうには松琴亭が見えています。
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ここから観る池に映る月、さぞかし素晴らしいでしょうね。
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月波楼を出て、御輿寄の前庭を見て、
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最後にもう一度、衝立の松越しに庭園を見て参観は終了となりました。
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桂離宮は、修学院離宮などと比べると、歩く距離ははるかに短かかったですが、その分密度が濃く、庭園と建物の美しさは想像以上のものでした。案内に沿って団体行動が必要ですが、1回の参観者も人数が限定されていますので、落ち着いてゆっくりと参観することができました。

by kyoto-omoide | 2011-07-13 10:30 | 京都(特別公開) | Comments(0)
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