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2013年 07月 15日

祇園祭2011 -山鉾巡行(御池通)(太子山~綾傘鉾)-

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続いて、太子山が進んできました。(2011年7月17日観覧)



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その名の通り、聖徳太子を祀ります。
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聖徳太子が四天王寺建立にあたり、自ら山中に入って良材を求めたという所伝に基づき、他の山は松を立てているのに対して太子山だけは真木に杉を立て、その樹に小さな如意輪観音像を奉戴しています。太子は少年像で右手に斧、左手に衵扇を持っています。
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宵山では聖徳太子にちなんで知恵が授かるという「杉守り」「知恵のお守り」が授与されます。
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胴懸は金地孔雀唐草図のインド刺繍、見送は平成15年新調の波濤に飛龍文様錦織が用いられています。
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日本古来の聖徳太子を祀るという山ながらエキゾチックな懸装品が印象的でした。
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太子山の次は占出山。
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占出山は鮎釣山とも言い、神功皇后が肥前国松浦で鮎を釣って戦勝の兆としたという説話によります。
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御神体の人形は金の烏帽子に太刀をはき、右手に釣竿、左手に釣り上げた鮎を持って立ついでたちをしています。
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神功皇后は古くから安産の神として祀られ、山鉾巡行の鬮順が早いとその年はお産が軽いと言われています。
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宵山には安産の御守りと腹帯とが授与されます。
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占出山を見送ると、
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木賊山が進んでいきました。
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謡曲「木賊」に取材し、我が子を人にさらわれて一人信濃国伏屋の里で木賊を刈る翁をあらわしている。御神体の人形は腰に蓑をつけ、左手に木賊、右手に鎌を持ちます。
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木賊山を見送り、
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河原町御池の交差点のほうに目をやると、
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遠目ながら辻回しの様子を観ることができました。
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無事2回目の辻回しを終え、
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進んできたのは鶏鉾です。
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音頭取りの扇子の動きに合わせ、
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東山を背に、大きな鉾が進んでできます。
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夏の青空の下、
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大勢の曳手の力によって、
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大きな鉾が近づいてきました。
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鳴り渡るお囃子の中、
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鉾をから延びる綱を、
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力強く引っ張っていきます。
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鶏鉾は、中国古代、堯の時代は天下がよく治まって太平が続き、訴訟用の太鼓(諫鼓)にも用がなくなり苔が生え、鶏が宿ったという『諫鼓』の故事にあやかっています。
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鉾頭の三角形の中の円形は鶏卵が諫鼓の中にある意味で、鶏鉾の名の象徴となっているとも言われています。鉾に乗るのは、幕末の人形ならではの大人びた風貌に鶏を飾った天冠を戴く稚児人形です。
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水引は、江戸中期を代表する画家、円山応挙やその流れをくむ四条派の下絵によるもので、
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前懸のペルシャ絨毯、胴懸の草花文様インド絨毯は、近年復元新調されました。
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そして、見送りは16世紀頃ベルギーで製作、江戸時代初期に輸入されたものと考えられ、国の重要文化財に指定されています。
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和洋の美を堪能できた鶏鉾が行き去ると、
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伯牙山が進んできました。
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他の山鉾は、珍しいもの、新しいものを採り入れ、より立派なものへといった考え方に立っていたので、装飾に統一性のないものが多いのですが、この伯牙山は唯一中国風に統一された珍しい山です。
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前掛は中国明代の名品で、水引や胴掛、見送などは、日本製のものであっても図柄は中国風と、すべてが山の趣向に合わせ調和が図られています。
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伯牙山を見送ると、今度は風流な赤い傘が近づいてきました。
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綾傘鉾です。
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先ほど巡行した四条傘鉾と同じく、山鉾の非常に古い形態を残す傘鉾の1つです。
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傘の下には、6人の公家風装束をまとったお稚児さん。
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暑い中大変そうですが、元気に巡行に趣を添えてくれました。
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赤傘のお稚児さんに続いて、
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傘鉾の特徴の一つでもある棒振り囃子が進んできました。
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棒振り囃子は、赤熊(しゃぐま)をかぶり棒を持った者が鉦(かね)、太鼓、笛に合わせて踊りますが、
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その独特の風貌と踊りに歓声が上がります。
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棒振り囃子の後ろには、
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大きな2つの傘が続いてきます。
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大きな傘と棒振り囃子が山鉾の古い形態を残す綾傘鉾、大きな鉾とはまた違った素朴な風情がありました。

by kyoto-omoide | 2013-07-15 11:25 | 京都(祭) | Comments(0)
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