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2013年 07月 17日

祇園祭2011 -山鉾巡行(御池通)(蟷螂山~放下鉾)-

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人気の山、蟷螂山(とうろうやま)が進んできました。(2011年7月17日観覧)




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別名かまきりやまと呼ばれる蟷螂山は、
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その名の通り、山の上に蟷螂(かまきり)が乗っています。
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蟷螂山は、「蟷螂の斧を以て隆車の隧を禦がんと欲す」という中国の故事にちなんでいます。
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その起源は南北朝時代で、足利義詮軍に挑んで戦死した公卿、四条隆資(1292~1352年)の戦いぶりが「蟷螂の斧」のようであったことから、死後25年目の永和二年(1376年)、四条家の御所車にその蟷螂を乗せて巡行したのが始まりと言われています。
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その後、蟷螂山は再三の戦火と再興を繰り返しますが、元治の大火(1864年)でその大部分を焼失してしまいました。
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しかし、昭和56年、117年ぶりに再興され巡行が再開されました。
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以来、数ある山鉾の中でも屈指の人気を誇る山になっています。
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その理由がこのかまきり。
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このかまきりは、祇園祭の山鉾の中で唯一のからくりが施されています。鯨髭をバネに用いた精巧な糸あやつり木彫の大かまきりは、首や手鎌が動き、羽を広げ、そのユーモラスな動きに歓声があがります。
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かまきりが動きながら、ゆっくりと進んでいきました。
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蟷螂山を見送ると、
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河原町御池の交差点では次の鉾の辻回しが行われていました。
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音頭取りと曳き手の呼吸がぴったり合わないと、鉾はなかなか動きません。
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数回の辻回しで無事方向を変えました。
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しばらく座っていた巡行の列も立ち上がり、
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再び進み始めます。
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進んできたのは放下鉾。
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天高く伸びる鉾頭を揺らしながら、ゆっくりと進んできます。
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放下鉾の名は真木のなかほどの「天王座」に放下僧の像を祀るのに由来しています。
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鉾頭は日・月・星三光が下界を照らす形を示し、その型が洲浜に似ているので別名「すはま鉾」とも呼ばれます。
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かつては長刀鉾と同様「生稚児」が乗っていましたが、昭和4年以降稚児人形に変えられています。
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稚児人形は久邇宮多嘉王殿下より三光丸と命名せられ巡行の折には稚児と同様、鉾の上で稚児舞ができるように作られています。
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青空の下を整然と巡行列が進んできます。
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山鉾を動かす曳き手も、
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昔はそれぞれの鉾町で手配していましたが、現在は全体の3分の2くらいはボランティアによるものだそうです。
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そんな時代になっても、山鉾巡行の歴史と伝統は今も変わらず過去から受け継がれています。
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現代の曳き手さんによって鉾が少しずつ近づいてきました。
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放下鉾は明治中期に胴組や天井、屋根などが大改装され金具類も順次整備された鉾のため、
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明治の四条円山派の画家、幸野楳嶺下絵の破風正面の3羽の丹頂鶴など明治以降の工芸装飾が楽しめます。
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二羽のフクロウが飛ぶバクダッドの絵柄の見送りを見て、放下鉾が進んでいきました。

by kyoto-omoide | 2013-07-17 12:10 | 京都(祭) | Comments(0)
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