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2013年 08月 20日

大覚寺・宵弘法(後編)

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嵯峨の送り火。(2011年8月20日訪問)



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20時になると、僧侶が一人、
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また一人と大沢池に突き出した船着き場に設けられた祭壇に集まってきました。
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真っ暗な大沢池にスポットライトを当てたように光に浮かび上がっていました。
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静寂に包まれた大沢池に、
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塔婆に記された先祖の名前・戒名を読み上げる声が響き渡ります。
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大覚寺で毎年8月20日に執り行われる万灯会の法会は、「宵弘法」として広く親しまれ、
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お盆の先祖供養と、開祖の弘法大師に報恩の誠を捧げます。
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雨の止んだ大沢池に僧侶の姿が映り込む幻想的な風景の中、
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再び船が池の中央へと進んでいきます。
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本来であれば、池に浮かぶ灯籠の灯りが揺らめく中で行われますが、
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残念ながらこの年は雨で蝋燭の火が消えてしまっていました。
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そんな中、池の中央に置かれた祭壇に火が入りました。
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真っ暗な大沢池に浮かび上がる炎は、
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「嵯峨の送り火」と呼ばれ、
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五山の送り火と同じく、冥府に帰るご先祖様を送る送り火です。
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天を焦がすほどの勢いで燃えあがる中、
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闇と静寂に包まれた大沢池に読経の声が響き渡ります。
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訪れた多くの人も、
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厳かに手を合わされていました。
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反対側へと移動すると、
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大沢池全体を見渡す中、
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燃え上がる鎮魂の炎を見ることができました。
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雨で、灯籠の灯りが揺らめく中で送り火を見ることができなかったのは残念でしたが、
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闇に包まれた池の真ん中で燃える炎の姿も迫力がありました。
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そして、お施餓鬼の法会が終わり、
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僧侶が帰っていかれます
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法会の終わった祭壇の向こうに、
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燃え上がる送り火の炎。
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嵯峨の送り火は、
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8月16日の五山の送り火に帰り損ねてこの世に残るお精霊さんを冥府に送り届けます。
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少し長くこの世に留まったお精霊さん、
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送り火とともに天へと帰っていかれました。
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灯篭が揺れ動く大沢池を照らす送り火の火が、
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暗闇を焦がすように、
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激しく火の粉を天に放っているようでした。
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そして、
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火は強弱を繰り返しながら燃え盛り、
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少しずつ小さくなっていきます。
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御霊を送る火が消え、嵯峨の暑い夏は終わりを告げました。

by kyoto-omoide | 2013-08-20 20:00 | 京都(夏) | Comments(0)
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