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2014年 02月 11日

冬の妙心寺 -東海庵-

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東海庵へ。(2013年1月18日訪問)

※今年の京の冬の旅で公開中の妙心寺塔頭はこちらへ→大法院聖澤院龍泉菴



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玉鳳院の横、北へ向かう参道をすぐ上がったところに、
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東海庵が見えてきました。
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東海庵は、昨年の京の冬の旅で12年ぶりに公開された妙心寺塔頭の一つで、
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「龍泉派」、「霊雲派」、「聖澤派」とともに「妙心寺四派(しは)」と呼ばれる「東海派」の本庵です。
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趣の異なる3つの美しい庭園もあることから、昨年の京の冬の旅で特別公開された寺院で一番楽しみなお寺でした。
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山門をくぐると、
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左手には鐘楼があり、
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右手には受付のある庫裡へと続いていました。
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庫裡で受付を済ませ方丈へ上がると、
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まず見えてきたのが「方丈南庭」。
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「白露地の庭」と呼ばれる枯山水庭園です。
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100坪余りの広さで、。築地塀に囲まれた庭面一面に一木一草もなく、
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ただ白砂のみが敷かれており、
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庭園の東端、雨落の中に大型の棗形(なつめがた)手水鉢が一つだけ置かれています。
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借景として庭の右手(南西)方向に、仏堂、法堂の屋根が取り入れられています。
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シンプルゆえに何かを感じさせる庭園を眺めていると、
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陰り始めた冬の日が、
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差し込んできました。
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縁側に出てみます。
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陰ってゆく冬の夕方の日差しが、
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一瞬、雲の間に閉じ込められた後、
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黄金色の輝きとなって、
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お堂の奥まで照らしだしました。
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続いて見えてくるのが「書院 西庭」。
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築山と三尊石を中心とした「東海一連の庭」と呼ばれる枯山水庭園です。
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南側は、橋柱の手水鉢と春日型六角灯籠がアクセントとなった露地庭園の趣で、
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その北側に築山が築かれ、三つの島とされています。
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瀛州島、方丈島、蓬莱島と名付けられた神仙蓬莱の枯山水式と言われ、それぞれの島に三本の松が植えられています。
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そして庭の北側には、
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自然石から切り出されたという一文字型手水鉢。
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湛えた水に周りの緑を映していました。
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そして、三つ目のお庭が、
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「書院 南庭」です。
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書院と方丈との間に広がる中坪枯山水式庭園で、
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東西方向の長方形の壺庭になっており、周囲を縁廊下が囲んでいます。
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約7坪ほどの広さ一面に白砂が敷かれ、
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大小7つの石がほぼ東西の直線上に配されています。
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見上げると一本の棕櫚の木。ひょこんと方丈の屋根の向こうに突き出している様に驚かされます。
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角度を変えて眺めてみます。
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反時計回りに進むと、
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真ん中の石を中心に周囲の砂紋が回転しているように見えます。
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今度は南側から眺めてみます。
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真ん中の要石を中心に同心円の砂紋が周囲に拡がります。
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これらの石と白砂とで表現された、まるで小宇宙のような空間が広がっていました。
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今度は東側から。
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白砂に置かれた石は7つ。真ん中の要石を挟み、
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左右に3つずつ置かれています。
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石の大きさの違いや微妙な角度や配置に、
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その隠された意味を考えていると時間が経つのも忘れるほど見入っていました。
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ぐるりと一周し、
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何かを感じ取った気になって庭園を後にしました。
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趣の異なる3つの庭園を堪能できた東海庵でした。

by kyoto-omoide | 2014-02-11 15:30 | 京都(特別公開) | Comments(0)
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