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2015年 08月 26日

夏の美山かやぶきの里へ -⑧園部の風景-

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園部の街歩き。(2012年8月17日訪問)



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かやぶきの里からバスで戻ってきたのが園部駅。園部城の城下町です。
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栗の実が落ちる緑の路を、
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一足早い秋を感じながら歩いていきます。
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別れ道を、
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道標に従い歩いていきます。
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しばらくすると、
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緑の中にお堂が見えてきました。
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山々に抱かれ、
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木々が緑に影を落とす中、
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徳雲寺に到着しました。
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園部藩主小出氏の菩提寺で、
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竜宮城のような竜宮造りの唐門が印象的です。
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唐門をくぐると、
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立派な本堂へと参道が続いていました。
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本堂へと進むと、
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清楚な江戸時代の禅式庭園が広がっていました。
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この庭には藩主・小出氏の御廟所にあった燈篭や、初代藩主の小出吉親公が出石から移ってきたときに持ってきたとされる大手洗鉢があります。
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この大手洗鉢は、ひとつの大きな岩から切り出されたものだそうで、
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四隅にふくろうのある石造りの名品として知られています。
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静かな境内を散策し、
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徳雲寺を後にしました。
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帰り道も、
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先ほどの栗の実がそのまま落ちていました。
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頭上を見上げると、
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ここにもありました^^
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続いて向かったのが、
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生身(いきみ)天満宮。
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全国に約12,000ある天満宮の中で唯一、菅原道真の存命中にお祀りした日本最古の天満宮で、
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その由来から生身天満宮の名があります。
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石灯籠や、
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狛犬の並ぶ石段を上がっていくと、
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木立の中に摂社が並んでいました。
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この厳島神社は、地元では女の子がお参りすると美人になると伝わるそうです。
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さらに石段の参道を上がっていくと、
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蔵造りの建物の向こうに、
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本殿が見えてきました。
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生身天満宮は合格祈願・学業成就・雷除け・火災除け・健康長寿などご神徳は幅広く、
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合格梅やとんぼ玉合格お守りなど合格祈願の授与品も多彩で、受験シーズンには多くの参拝客で賑います。
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本殿は、承応2年(1653年)の遷座時に建立されたとされ、
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一間社流造檜皮葺の造りとなっており、周囲の回廊とともに京都府指定文化財に指定されています。
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じゃんじゃん鳴らしてお参りしました。
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帰りに、参道の途中にある国定国光稲荷神社に寄ってみました。
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ツツジと椿の垣が続く参道を進むと、
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奥に鎮座していました。
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生身神社を出て向かったのが、園部城址。
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日本で一番最後に造られたお城が「園部城」で、
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当初の城は徳川幕府の制度上では陣屋という扱いになったため、園部陣屋と呼ばれていましたが、明治2年の改修で園部城となりました。
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現在は京都府立園部高等学校の敷地となり、
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巽櫓、城門の櫓門が高校の校門となっています。
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畏れ多くもくぐると、
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櫓門、巽櫓、番所が美しく並んでいました。
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この門をくぐり下校し、
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また明日この門をくぐり登校する園部高校の高校生。
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なんともうらやましいですね。
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隣にある園部国際交流会館は、天守閣風の建築物(園部城の模擬天守)になっています。
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美山の帰りに寄った園部で、歴史を感じさせてくれる街歩きを楽しむことができました。

by kyoto-omoide | 2015-08-26 13:45 | 京都(夏) | Comments(0)
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