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2018年 10月 01日

京都三条会商店街 -武信稲荷神社-

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必勝と名付けの神様。



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三条会商店街を少し下ったところにあるのが、
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「武信稲荷神社」です。
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三条から南の神社付近一帯の広い地域は「この地、藤原氏延命院の地なり」と平安時代の古図に記されています。
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延命院(人々の健康長寿を願って創設した医療施設)と観学院の守護神としてお祀りした神社で、
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藤原武信がこの御社を厚く信仰し、御神威の発揚に務めたため、
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武信稲荷と称されるようになり、
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創祀以来一千年余にわたり広く人々に信仰されています。
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また、創祀された藤原良相公が長として一族の名付けをされていたことから、
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名付け・命名に所縁の神社として知られています。
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神社では、
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赤ちゃんの名付けや姓名判断も行っており、法人や店舗の名前を決定する時の相談も受けています。
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また、武信稲荷神社はお伽噺「一寸法師」の舞台としても知られ、一寸法師の開運や出世にあやかって我が子の誕生を祝いたいという人々に広く信仰されている神社でもあります。一寸の大きさしかない一寸法師が立派な武士になるまでを描いたサクセスストーリーですが、物語の中では、お椀の船に乗って一寸法師が都に辿りつくと「京は三条の大臣殿」と呼ばれる人物のお屋敷で働かせてもらうことになります。この「三條の大臣」こそ、武信稲荷神社の創建に尽力した藤原良相その人だと考えられています。
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一寸法師と武信稲荷神社の縁にちなみ、金運・出世運・開運のご利益を授かることができます。
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本殿へ進み、
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お参りを済ませます。
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武信稲荷神社には、古くから「勝駒」と言われる守護札が伝わっています。
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この「勝駒」は、豊臣秀吉が出兵する際にも持参したと言われており、そこから必勝の神様としても信仰されるようになりました。
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また、境内には、とても有名なエノキがあります。
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樹齢約850年で、京都市天然記念物に指定されています。
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平安時代末期、平重盛が安芸の宮島厳島神社から苗木を移したと伝わり、
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弁財天が宿ると言われ、その生命力とエネルギーから健康と長寿の神として信仰を集めています。
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木にふれた手で体をさすると病気が治ると言われ参拝者に人気があります。
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またエノキは「えんの木→縁の木」とも呼ばれ、弁財天を祀る末社の「宮姫社」は縁結び、恋愛の神様としても知られています。
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このエノキには坂本龍馬とおりょうの愛の逸話が残っています。幕末、神社の南に六角獄舎という牢獄があり、勤王の志士が多数収容されていました。坂本龍馬の妻おりょうの父である楢崎将作も、勤王家の医師であったために捕らわれていましたが、当時は、女性の牢獄への面会は禁止されており、龍馬自身も狙われる身であり面会はできませんでした。その後、龍馬は追われる身となり、二人は離ればなれになりましたが、おりょうは龍馬の身を案じ行方を捜し続けていました。そんな時、二人の思い出の地、武信稲荷神社のエノキを思い出し、神社に向かいました。するとエノキに龍馬独特の字で『龍』の字が彫ってありました。「自分は今も生きている。そして京都にいるのだ。」というおりょう へのメッセージとして「龍」の字を彫ったと伝えられています。おりょうは龍馬の字であるとひと目でわかり、龍馬が生きていると確信し、二人はめでたく再会できたそうです。
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このように龍馬とも関係の深い武信稲荷神社、
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三条会商店街のすぐそばの住宅街にひっそりと佇み、
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時間が止まったかのような静けさに包まれていました。
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帰りは反対側の路地に面した鳥居をくぐりました。
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雰囲気ある路地を歩き、
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三条会商店街へと戻りました。

by kyoto-omoide | 2018-10-01 12:30 | 京都(夏) | Comments(0)
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