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2018年 11月 02日

北野天満宮 曲水の宴(中編)

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北野天満宮 曲水の宴(2017年11月3日訪問)



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曲水の宴が、
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始まりました。(2017年11月3日訪問)
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曲水の宴は、詠者が庭園の川べりに座り、
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上流から流した盃が手元に来るまでに、
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即興で詩を詠む行事です。
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古代・中国で始まり、平安時代に盛んに催されましたが、武家社会になって廃れましたた。
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現代に再現された行事として、城南宮や上賀茂神社の曲水がよく知られます。
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学問の神様・菅原道真を祀る北野天満宮でも、
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道真が和歌や漢詩に優れ、
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平安時代の宇多天皇の頃、何度も天皇主催の曲水の宴に招かれたと言われていることにちなみ、
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一昨年2016年に曲水の宴が再現されました。
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色鮮やかな平安時代の装束を身につけた歌人が、
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川上から流れてくる羽觴(うしょう、鴛鴦[おしどり]の姿を象った盃台)が目の前に来る前に、
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歌題にちなんだ和歌を詠み、
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短冊にしたためます。
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そして、和歌を書き終えた歌人は、
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目の前に流れて来た羽觴を取り上げ、
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盃のお神酒をいただきます。
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所々、小川のそばに立っているのが、
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水干(すいかん)姿の童子。
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童子は流れてくるこの羽觴が、
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ひっかからないように、
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長い棒で誘導する役目をします。
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お神酒の入った盃が載っていますので、
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ひっくり返さないよう、
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慎重に誘導していました。
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北野天満宮では近年、国宝絵巻「北野天神縁起」などに描かれた境内図や古儀の復興に取り組んでおり、
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道真の屋敷だった紅梅殿の周辺に石敷きの小川を造り湧き水を引くなど庭園を整備しました。
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当日は曲水の宴復興のコーディネーターの濱崎加奈子さん(有斐斎弘道館館長)によるお話もあり、
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とても興味深く見ることができました。
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北野天満宮の曲水の宴では、菅原道真公が「和魂漢才」と、日本古来の心と伝統の新しい文化や学問の両方を兼ね備えることが必要と説いたことから和歌と漢詩の両方が詠まれます。
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平安当時と同じように和歌に加え漢詩でも行うのは画期的な試みとのことで、
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より平安時代の雰囲気に忠実に再現されていました。
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そんな雅なひと時も、
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すべての盃が歌人が手にとり、
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羽觴が流されていくと、
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曲水の宴もお開きとなり、
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四組八人すべての、
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歌人の詩がそろい、
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最後に朗詠と解説が行われました。
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巫女さんの介添で歌人も、
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役目を果たした童子もほっとした顔で退場していきます。
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滞りなく宴を終えた庭園に、
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静寂が戻ってきました。
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曲水の宴が終わる頃、
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秋の夕暮れが忍び寄っていました。

by kyoto-omoide | 2018-11-02 15:45 | 京都(特別公開) | Comments(0)
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