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2019年 02月 21日

京の冬の旅2019 -妙心寺 龍泉菴-

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雄大な自然美が描かれた四季の障壁画。



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「京の冬の旅」で5年ぶりに公開されている「妙心寺 龍泉菴(りょうせんあん)」を訪れました。
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龍泉菴は妙心寺の南門を入ってすぐ右手にあります。
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妙心寺塔頭のなかでも寺格の高い「妙心寺四派」の一つ龍泉派の本庵です。
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山門をくぐり、
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盛り砂の施された、
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前庭を見て、
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庫裏へと進みます。
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棕櫚の木が立つ鐘楼を見て、
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庫裏へ入ります。
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受付を済ませ、
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最初に見えてくるのがこの坪庭。
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石燈籠の立つ、
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坪庭の奥には、緑が鮮やかな襖絵。
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今年の「京の冬の旅」のテーマは「京都にみる日本の絵画 ~近世から現代~」。
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山内塔頭寺院の中で最大規模を誇る龍泉菴の方丈を飾るのは、
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1999年の開祖五百年遠諱にあわせて日本画家・由里本出(ゆりもといずる)氏が描いた100面に及ぶ障壁画です。
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この「黎明開悟の間」を飾っているのは、
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菩提樹と、
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朝日。
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「黎明開悟の間」から、
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方丈の奥へと進みます。
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廊下には長谷川等伯筆「枯木猿猴図」(重文・複製)も公開されていました。
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廊下の先に、
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広がるのが、
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雄大な方丈前庭。
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白砂に苔、梅、楓の植栽があり、
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中央に七五三の石が組まれています。
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元は檀家の方の家にあったもので、阪神淡路大震災で倒壊した石を移築されたものです。
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のびやかで美しい庭園を、
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静かに眺めることができました。
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そして方丈の各室も、
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由里本出氏の襖絵で飾られています。
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方丈の3室を、
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手前から見ていきます。
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この「霊峰四季之間」には、
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正面に、
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噴煙を上げる、
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秋の阿蘇山、
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右側には冬の磐梯山。
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左手には夏の石鎚山。
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鮮やかな四季の霊峰で彩られていました。
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続いて中央の間へ。
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この間は、
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「種々東漸之間」と呼ばれ、
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険しい越前海岸を描き、
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仏教が西から東へ伝来する様を表しています。
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右側の襖には虹がかかっています。
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龍泉菴は、文明十三年(1481年)、
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景川宗隆禅師が、
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師の妙心寺九世雪江宗深禅師から妙心寺山内の敷地を与えられ、
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一庵を営んだのに始まります。
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妙心寺に46ある塔頭寺院の中でも由緒ある古い塔頭の一つで、
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妙心寺四派の一つです。
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応仁の乱により諸堂を焼失した後、再興に尽力した雪江宗深の4人の傑出した弟子が、それぞれに一派を成し、「四派四本庵」による教団統括運営組織の礎を築きました。景川宗隆、悟渓宗頓、特芳禅傑、東陽英朝で、それぞれ、「龍泉派(龍泉菴)」、「東海派(東海庵)」、「霊雲派(霊雲院)」、「聖澤派(聖澤院)」を作りました。
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龍泉菴の方丈は、
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妙心寺山内塔頭の方丈としては最大の大きさを誇り、
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現在の建物は江戸前期に再建されました。
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方丈を飾る由里本出氏の襖絵。
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日本画家由里本出氏は、京都市生まれ。金沢美術工芸大学日本画科を卒業後、堂本印象に師事しました。
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壮大なスケールの風景画、
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中でも金沢で修学していたこともあって北国の海と大地を描いたものに定評があります。
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続いて隣の間へ。
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この間は、
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「水到渠成之間」と呼ばれ、
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北海道を舞台に、
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正面襖には夏の層雲峡、
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左襖には春の釧路湿原、
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右襖には秋の根室野付半島が描かれています。
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方丈の三間を、
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日本の四季を彩る、
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美しい襖絵で飾られていました。
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杉戸絵を見て、
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廊下を方丈の北側へ進みます。
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方丈の北側には、
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書院前の路地庭が広がり、
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奥の茶室へとつながっていました。
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方丈北側のこの間は、
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「樹下寂静之間」。
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描かれているのは沙羅双樹です。
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書院への廊下を進むと、
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坪庭の緑と、
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襖絵の緑が、
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鮮やかに浮かび上がっていました。
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書院の中では狩野探幽の「観音・龍虎図」や松村景文や谷文晁の掛け軸などの寺宝が公開されていました。
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方丈と書院の渡り廊下に囲まれた、
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中庭も見て、
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廊下を進んでいくと、
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最初に見た坪庭に戻ってきます。
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壮大な庭園と華麗な襖絵を堪能して、
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龍泉菴を後にします。
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妙心寺の四派四本庵の中で、
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この龍泉菴を本庵とする「龍泉派」は最大の規模を誇り、
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妙心寺の塔頭の中でも、
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群を抜いて大きく立派な伽藍や庭園を有する龍泉菴。
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この大玄関に、
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寺名にちなんだ「昇龍図」があります。
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5年前の公開の時にも訪れましたが、今回は方丈の襖絵の撮影も許可されていて、見どころ満載の特別公開でした。

by kyoto-omoide | 2019-02-21 15:00 | 京都(特別公開) | Comments(0)
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