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2019年 09月 06日

京の夏の旅2019 -かき氷巡り(鹿の子)-

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百日紅咲く、
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夏の梅小路公園そばで、
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天然氷のフルーツかき氷を。



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梅小路公園前バス停近くにあるこちらの建物「京果会館」。
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昭和45年に京都の台所を支える京都市中央卸売市場に隣接して誕生しましたが、ビルが老朽化し、一旦は取り壊されることになっていました。しかし、平安京の入口であり、今後の京都においても重点開発地域の真ん中に位置するこのビルは、京都、そして日本にとって再び重要な拠点となるべく、オーナーである京都青果合同(株)の協力によりリノベーションすることとなり、全国の青果物とその魅力を紡ぐ人々が、「食とデザイン」をテーマに集い、学び、暮らせる場“KYOCA FOOD LABORATORY”として生まれ変わりました。
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1Fには市場から届く新鮮な食材のレストラン、2Fにはこだわりの専門店、3Fは、食や地域に関する学びの場として、ワークショップやイベントなどの場所になっています。
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2階に上がり、
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お目当てのお店を探します。
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2階はいろいろな専門店が並ぶフロアで、
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なかなか不思議な空間が広がり、
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お店を見ながら、
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ずっと奥へと進んでいきます。
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ようやく奥の角を曲がった先に、
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「氷」の旗が見えてきました。
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「鹿の子」さん。
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2016年8月にオープンした、南アルプスの八ヶ岳麓の蔵元八義の天然氷を使用したかき氷を1年中いただけることで人気のお店です。
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特に、旬のフルーツをたっぷり使ったかき氷が豊富で、
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目移りしてしまいます。
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夏場は、外の席でいただくことになっているようです。
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中で注文して、
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席に座って、
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できあがるのを順番に待ちます。
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そしてしばらくして、
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運ばれてきました。
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今回注文したのは、
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夏場の一番人気「ももみるく(1050円)」。
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7月頃から9月頃までの夏季限定のかき氷です。
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スプーンを入れると、
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八ヶ岳の天然水から作られた氷は、まるでふわふわの雪のような食感です。
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まずはそのままで桃のおいしさを味わいます。
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そして後追いの桃シロップを投入します。
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注文を受けてから生の桃をミキサーにかけて作った出来立てシロップですので新鮮そのものです。
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さらに練乳も投入。練乳もお店で作る自家製で、少しずつゆっくり牛乳を煮詰めて作られています。
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桃シロップと練乳が加わり、口の中はまさに「ももみるく」に。
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鹿の子のかき氷には、八ヶ岳麓の蔵元八義の天然氷を使用しています。日本の名水百選にも指定された八ヶ岳南麓高原湧水群のおいしい水を使用して作られた氷で、蔵元の敷地内のおよそ80Mの井戸から汲み上げられた水を真冬のマイナス5度前後の寒さの中、およそ2週間かけて天然氷は作られます。この寒さが透明でキレイな、そして固い氷を作ります。固い氷は薄く削ることができるので、ふわふわ食感のかき氷ができあがります。
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そしてすべて手作りで、フルーツの材料にこだわった出来立て新鮮なシロップを使ったかき氷は、種類も豊富で一年中楽しむことができます。
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食後は梅小路公園に入り、
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池泉回遊式庭園「朱雀の庭」へ。
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四季折々に、
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美しい景色が広がる庭園ですが、
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特に夏は、
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色鮮やかに咲くサルスベリの花が、
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美しく映えます。
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朱雀の庭の特徴は、
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入ってからすぐに目に入る、
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この「水鏡」と呼ばれる池の光景です。
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水鏡は、
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インド産の黒御影石を池の底に使用し、
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そこへわずか1センチほど水を張ることによって、
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景色がくっきりと移りこむように工夫されています。
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夏は、
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この水鏡の周囲に咲く百日紅の赤やピンクが映り込みます。
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秋は紅葉が映り込み、ライトアップは絶景です。
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百日紅を遠望しながら、
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庭園内を、
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歩いていきます。
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築山の緑と、ピンクの百日紅が美しく、
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池畔には秋の訪れ、赤とんぼの姿も。
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庭園を一周してきました。
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この建物は、
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朱雀の庭の入り口ともなる緑の館で、
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京野菜レストラン梅小路公園が入店し、
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綺麗な眺めを楽しみながら、
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食事をすることができます。
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フレッシュな桃のかき氷と百日紅咲く庭園を歩き、夏の午後を過ごしました。

by kyoto-omoide | 2019-09-06 12:30 | 京都(cafe) | Comments(0)
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