
知床の湖と、

知床の海。(2005年7月16日~23日、2006年7月22日~29日訪問)

知床峠からバスを乗り継ぎ、

知床五湖にやってきました。

知床連山をのぞむ原生林に囲まれて、

幻想的な5つの湖が佇んでいます。

2011年から知床五湖の散策方法が変わり、

ヒグマ活動期の地上遊歩道は、

「知床五湖登録引率者」によるツアーに参加することが義務付けられるようになりました。

訪れた2005年頃は、

1湖から5湖の順に、

自由に散策が可能でしたが、

夏は3湖から奥はヒグマ出没のため遊歩道が閉鎖されることが多くありました。

このため、1湖と2湖しか歩くことができないことが多く、

振り返ってみても、5湖全部を回れたことは1回しかありません。

この時も、1湖と2湖だけの散策となりました。

湖面には、

黄色い花が顔をのぞかせます。

ネムロコウホネで絶滅危惧種に指定されています。

1湖を眺めていると、

1頭のエゾシカが、

湖に入ってきました。


しばし水浴びを楽しんだ後、

草原に消えていきました。

散策を終えた後は、

知床五湖レストハウスのコケモモソフトをいただきました。

知床五湖からは知床自然センターまで歩くのも楽しいです。

看板の隣でエゾシカさんが休憩中でした。

知床連山を見ながら、

歩いていくと、

かつての開拓地跡が見えてきます。

ここでもシカさんが草を食んでいました。



この開拓地跡は、大正から昭和40年代にかけて切り開かれたもので、

多くの農家や酪農家が入植し農業や酪農が営まれましたが、知床の厳しい自然の中での開拓は失敗し全戸離農することとなりました。

そんな開拓地跡から見上げる羅臼岳は、

優美な姿を見せていました。

知床公園線を、

ウトロ方面へとひたすら歩いていきます。

途中のイワウベツ川は、

シカさんのパラダイスで、

いつもたくさんのエゾシカが集まっています。

雄大な景色とシカさんに励まされ、知床自然センターまで歩き通しました。

翌日は船で海上から知床半島を巡りました。

出港して最初に見えてくるのが、

「フレペの滝」。

高さ約100mの切り立った断崖の途中から山々から流れてきた地下水が染み出し、海へと直接流れ落ちる滝です。

しとしとと流れ落ちる様子から別名「乙女の涙」とも呼ばれています。

続いては、

「男の涙」。

こちらも断崖から染み出し海へと落ちる滝です。

かつては歩いて陸からも眺められたようですが、

今は海から眺めるのが一般的なようです。

切り立った断崖は、

海鳥の楽園。

そして名もなき滝を見ながら、

「象の鼻」を過ぎ、

大きく口を開ける断崖、

岩尾別川の河口を過ぎて、

見えてきたのが「五湖の断崖」。

知床五胡の伏流水が断崖に染み出ているところです。

知床岬へはまだまだ、先は長いです。

そして海岸を眺めていると、ヒグマに遭遇しました!

子供を2匹連れたお母さんクマのようで、

森の中へと消えていきました。

別のクマさんを見つけているうちに、

「カムイワッカの滝」が見えてきました。

カムイワッカ川が流れ落ちるこのカムイワッカの滝は、川の水に硫黄分が強い温泉が含まれていることで知られ、川の上流には有名な「カムイワッカ湯の滝」があります。

「カムイワッカ湯の滝」へは陸路で行くことができますが、

この「カムイワッカの滝」は、

船上から眺めることしかできません。

カムイワッカの滝の隣にある滝を見て、

オジロワシが羽を休める岸壁を過ぎると、

硫黄山から流れ落ちる、

「ヨウシペツの滝」が見えてきました。

山の間を悠然と流れるこのヨウシペツの滝も、

海上からしか眺めることができません。


硫黄山のふもと、

谷に架かる大きな橋が見えてきます。

道道93号線、知床公園線の終点にある知床大橋で、

下を流れる硫黄川まで高さ60mあるそうです。

ルシャ湾の海岸はヒグマに出会う確率が一番高いスポットで、

この時も海岸を歩くヒグマを見ることができました。

チャラッセナイの滝の下の番屋を過ぎ、

蛸岩を過ぎると、

岸壁から落ちる滝が見えてきました。

「カシュニの滝」が見えてきました。

落差約30m、せり出した岩の上から水が海へ流れ落ちる、

知床で一番美しい滝と言われ、

今まで海から見てきた滝は海辺の岩浜などに流れ落ちる滝でしたが、

この滝は水がダイレクトに海へ流れ落ちる滝、

滝壺そのものが海という滝です。

カシュニの滝を後に、

奇岩や海に落ちる滝が連なる、

海岸線沿いを進んでいくと、

少しずつ知床半島の山並みが低くなってきました。

そしてウトロから45km、1時間半かけて知床岬の沖合に到着しました。知床半島先端には陸路で近づくことは不可能なため、知床岬も海上からのみ眺めることができます。大自然の姿がそのまま残る、まさに秘境の風景が広がります。

岬の向こうには遠く国後島も姿を見せてくれました。

知床岬からの復路も、往路の逆絵巻を見るように風景を楽しみながら戻っていきます。

ウトロから巡ってきた遊覧船が、

カムイワッカの滝へ進んできました。

知床には一時期、毎年のように訪れていましたが、最近はもう10年以上行っていません。今回写真を見て、久しぶりに訪れたくなりました。
知床の岬に はまなすの咲くころ
思い出しておくれ 俺たちのことを
飲んで騒いで 丘にのぼれば
遥か国後に 白夜は明ける
旅の情か 酔うほどに さまよい
浜に出てみれば 月は照る波の上
君を今宵こそ 抱きしめんと
岩かげに寄れば ピリカが笑う
別れの日は来た ラウスの村にも
君は出て行く 峠を越えて
忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん
私を泣かすな 白いかもめよ
白いかもめよ
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