秋の京都2022 -黄檗ランタンフェスティバル(後編)-

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ランタンの灯る夜。



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法堂前には、
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「上善若水(じょうぜんはみずのごとし)」。
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『老子』の第八「上善は水の若し、水は善く万物を利して而も争わず。衆人の悪む所に処る。故に道に幾し。」 から。
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水の如く生きれば、まさに禅の悟りに通じます。
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「南海観音」。中国の海南島三亜市の南山寺付近にある観音菩薩像は南シナ海を向いており、観音の中国と世界全体に対する天恵と加護を表現しています。観音菩薩が左手で浄瓶を支え、右手で楊柳を持って印相を結んでいます。楊柳は災いを避け、病気を治すことができ、浄瓶の中の甘露は幸せを人間界に広げることができると言われます。
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「松鶴延年」。中国で松は長寿の木であり、一年中、寒さや暑さに耐え、霜や雪にも枯れることがなく、昔の中国の人たちは寿命が長い松を不老長寿の象徴としてきました。鶴は中国人にとって吉祥の鳥であり、伝説上の鳳凰の次に地位が高く、長寿の仙禽と考えられています。「鶴寿」「延年」は、長寿を祝う時によく使われる吉祥の言葉です。
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ランタンから回廊へ。
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お堂をつなぐ回廊には、
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吊灯籠とランタンの灯りが、
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幻想的に広がっていました。
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ランタンの回廊の向こうに、
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光の空間が見えてきました。
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下った先に見えてきたのが、
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「仕女の花見(しじょのはなみ)」。
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色々なランタンを組み合わせて、
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宮仕えの女性が満月の夜に庭園で花見をしている画面を表現ししています。
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中国の伝統的な美人画では、仕女図はよく現れるジャンルのひとつで、「三生」と「三世」はほぼ同じ概念と認識され、仏語の「前世・現世・来世」の意味を伝え、過去も現在も未来も、美しい人と景色がいつも私たちのそばに回ってくるという意味だそうです。
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そのすぐそばにあるのが、
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回廊の中に吊り下げられた「合山鐘」。
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回廊の中にあるという珍しい鐘です。
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回廊を進み、
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開山堂へ。
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通玄門へと続く参道は光の路となり、
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振り返り見る開山堂は淡い光に照らされていました。
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通玄門へ進み、
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門をくぐると、
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そこには「桃源郷」が広がっていました。
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中国の魏晋南北朝時代の文学者、陶淵明が「桃花源記」で描いた桃源郷の世界は俗界(人間界)と離れて、桃林に囲まれた平和で豊かな別世界と考えられます。
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仏教でも桃のモチーフがよく見られ、「蟠桃」は北欧神話に登場する黄金の林檎と同じように神々の不老不死の源とされています。
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天王殿への参道に戻り、
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最後に向かったのが放生池。
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「神聖な蓮池」
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夏の花の代表の一つとして、
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蓮は「泥より出でて泥に染まらず」と言われるように仏教を象徴する花です。
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これで境内のランタンを一巡りしました。
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最後に入口のランタンのトンネルを通って日中友好の門に戻ります。
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アーティスティックな中国ランタンで境内を灯す「黄檗ランタンフェスティバル」。
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長崎のランタンフェスティバルなど、中国ランタンを用いたお祭りは日本各地で行われていますが、関西でここまで大規模なランタン祭りは珍しいそうで、
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日中友好の願いとともに、日中の文化を繋いだ隠元禅師への思いを馳せながら、異国情緒溢れる幻想的な夜を堪能することができました。
黄檗ランタンフェスティバルは、来年1月31日まで開催されています。
by kyoto-omoide | 2022-11-18 19:30 | 京都(特別公開) | Comments(0)
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