四条烏丸で、山鉾の出発を見送った後、四条堺町で行われる「くじ改め」を見に行きました。(2009年7月17日訪問)
山鉾の巡行順は7月2日に京都市長立ち会いの「くじ取り式」によって決められますが、その籤(くじ)札を奉行役の京都市長に改めてもらうのが「くじ改め」の儀式です。ちょうど綾傘鉾がくじ改めを行う関所に着いたところでした。くじ改め奉行役の一人、山田京都府知事にちまきを渡し挨拶をします。そして、鉾の正使が奉行役の門川京都市長の前に進みます。
このくじ改めの所作がなかなかおもしろく見所の一つです。まず、手を使わずに扇を使い、くじ箱の紐を解きます。そして、蓋をあけて頭にくじ箱をかざし、お奉行にくじを改めていただきます。そして、奉行が鉾名と順番が書かれたくじを読み上げ確認します。くじ改めが終わると後ろに下がり、片手で扇を勢いよく開き、大きく扇を動かして鉾をよぶ所作が決まると大きな拍手がおこります。こうして鉾は関所の前まで進みます。ここで山鉾は豪華な懸装品を奉行に観てもらうようゆっくり進んだり1回転したりします。綾傘鉾では棒振り踊りが奉納されました。この棒を振り回すという動作には周囲の災厄を祓うという意味があるそうです。現在の綾傘鉾棒振り囃子は壬生六斎念仏保存会の人たちによって演じられています。17世紀後半に書かれた言われる「洛中洛外図屏風」にも綾傘鉾棒振り囃子が描かれており、今とほとんど変わらぬ衣装を纏い、鉦、笛、太鼓にあわせて棒振り囃子が演じられていたという事実を考えると、いっそうご利益をいただけそうです。
静かな動きの山鉾巡行の中にあって、棒振りのいでたちや棒を振り回す激しい踊りは相当インパクトがあり、沿道からも大きな拍手が起こっていました。次に進んできた伯牙山は、くじ改めのあと、1回転して懸装品を披露しました。この時は挽き手さんがお神輿のように担ぎあげます。さて、次の鉾のかわいい正使がやってきました。ここで止まって・・・東の八坂さんにお参りして・・・奉行さんに歩み寄り・・・扇子を取り出し・・・ぱっ!むんず!さっ!ど、どうぞ~「鶏鉾、鉾5番!」よ、よかった・・・蓋を閉じて・・・扇子を使って紐をくじ箱にかけて・・・え~と、次は・・・扇子を・・・ぱっ!順番合ってたよ~お~、でかした、でかしたあとはおっちゃんたちに任せな終わった~^^鶏鉾では7歳の小学生が正使を務めました。他にも子供が正使を務める山鉾も多く、所作がうまくいった時は沿道からの拍手もひと際大きなものになりました。こちらもその一つ、木賊山(とくさやま)のくじ改めです。「木賊山 山11番!」くじ改め、もっと観ていたかったですが、この辺で次の場所に向かいました。
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